共感って、なんだろう?
うまく“わかってあげられない”と感じるあなたへ
「共感って、大事だよね」
「セラピストは共感力が必要なんでしょ?」
よく聞く言葉だけれど、いざ「共感してみてください」と言われたら、
ちょっと戸惑ってしまう。そんな経験はありませんか?
「相手の気持ちをちゃんとわかってあげたいけど、難しい」
「気の利いた言葉が出てこない」
「私なんかが共感できるのかな…?」
――実はこれ、とても自然な感覚です。
むしろ、そこにある“慎重さ”や“迷い”こそが、共感への入口なのです。
“わかろうとする”だけで、もう共感になっている
共感とは、「相手の気持ちが完全に理解できること」ではありません。
ましてや、「正しい言葉を返すこと」でもありません。
共感の正体は、もっとずっとシンプルです。
「あなたのことを、ちゃんとわかろうとしているよ」
この“姿勢”こそが、共感なのです。
だからこそ、もし今あなたが
「うまく返せない」「理解しきれていないかも」と感じていても大丈夫。
その“わかろうとする気持ち”が、すでに大切な第一歩になっています。
“共感疲れ”しない関わり方
自分をすり減らさず、相手に寄り添う
優しい人ほど、真面目な人ほど、
共感しようとするあまり、自分をすり減らしてしまうことがあります。
でも、共感とは「相手の感情を一緒に背負うこと」ではありません。
大切なのは、相手と自分との間に、ちゃんと“境界線”を引くこと。
相手とは違う、自分の立場で、相手を理解しようとすること。
それによって、深く寄り添いながらも、自分を守ることができるのです。
“ちゃんとわかってもらえた”と感じたとき、人は心から安心する
人は、自分のことを「わかってもらえた」と感じた瞬間、
心から安心できて、身体の力が抜けていきます。
言葉に出さなくても、呼吸が深くなったり、表情がやわらいだり。
それは、交感神経の緊張状態から、副交感神経が優位になっていくサインです。
つまり、「共感」は、触れる前から始まる“リラクゼーション”でもあるのです。
安心できる関係性そのものが、人の心と身体をゆるめてくれるのです。
共感力は“技術”
感性だけに頼らず、誰でも身につけられます
「共感力って、生まれつきのものじゃないの?」
「私にはセンスがないかも…」
そう思っている方にこそ、伝えたいことがあります。
共感は、感性やセンスだけに頼らない“技術”です。
・相手のことを理解しようとする姿勢
・「話を聴いていること」を相手に伝える相づちの打ち方
・深く理解するための質問の投げかけ方
こうしたひとつひとつは、センスではなく“練習”で身につくことばかり。
感情に振り回されすぎず、でも冷たくならない。
そのバランスも、技術として学んでいけます。
“共感力を育てる”という選択肢
まずは、聴くことから始まる
共感に自信がないまま、一歩を踏み出せずにいるなら。
まずは、相手の話を「最後まで聴く」ことから始めてみてください。
まとめなくていい。アドバイスしなくていい。
ただ、遮らずに最後まで耳を傾けてみる。
それだけで相手は、
「この人は自分をわかろうとしてくれている」と感じ、
少しずつ心をひらいてくれます。
「相手の話を最後まで聴くこと」
その一歩が、共感のはじまり。
そして、プロのセラピストとしての最初の一歩でもあります。
リラクゼーションセラピスト養成講座では
共感することを“感覚論”ではなく、“技術”として学べます
セラピスト向上委員会のリラクゼーションセラピスト養成講座では、
共感やカウンセリングを、感覚任せではなく、
「どうやって安心を届けるか」という技術として丁寧に学んでいきます。
特別な才能は必要ありません。
必要なのは、“わかろうとする”姿勢だけ。
その土台があるなら、あなたはもう、共感できる人です。
