「“うんうん”だけでも十分な理由」
カウンセリングや、コンサルテーションが苦手なセラピストほど、
「相手の話をちゃんと聴かなきゃ」
「なにか気の利いたことを言わなきゃ」
そう思えば思うほど、言葉が出てこなくなります。
これからセラピストを目指す人ほど、
この状態に陥りやすいのかもしれません。
でも、ここで一つ、大切なことをお伝えします。
なにかをしようとするのではなく、
“うんうん”と頷いて、話を聴いているだけでも、十分な場面はたくさんあります。
人は「言葉」よりも、「態度」を感じ取っている
人が誰かに話をするとき、
実は、言葉そのもの以上に、
自分は話すことを急かされていないか
- 否定されそうな空気はないか
- この人は、ちゃんとこちらを見ているか
- そういった“態度”や“空気”を、無意識に感じ取っています。
だから、
- 相づちが完璧じゃなくても
- 言葉を選びきれなくても
目の前で、ちゃんとこちらを向いて、
最後まで話を聴いてくれる人がいるだけで、
人は「ここは安全だ」と感じることができるのです。
“うんうん”は、「あなたの話を受け取っています」というサイン
「うんうん」
「そうなんですね」
「なるほど」
これらは、とてもシンプルな言葉です。
でも実は、
「あなたの話を遮らずに、今、ちゃんと受け取っていますよ」
という、明確なメッセージでもあります。
無理に共感の言葉を探さなくていい。
無理に正解を返そうとしなくていい。
まずは、
「あなたの話を聞いていますよ」
「あなたの話は、ここに届いていますよ」
ということを、態度で伝えるだけでいいのです。
沈黙があっても、大丈夫
会話の最中、話を聴いている最中でも、
ふと、言葉が途切れて、沈黙が流れる瞬間があります。
そんなとき、
「なにか言わなきゃ」と焦ってしまう人も多いですが、大丈夫。
沈黙は、必ずしも悪いものではありません。
その沈黙は、
相手が、
- 自分の内側を整理している時間
- 感情を感じ直している時間
であることも、少なくありません。
相手の沈黙の時間を奪わずに、
そっと待てることも、立派な“聴く姿勢”です。
上手にやろうとしなくていい
セラピストとしての最初の練習は、
「上手に聴くこと」ではありません。
「そこに居続けること」です。
- 途中で話を奪わない
- すぐに答えを出そうとしない
- 自分の不安を理由に、話を終わらせない
それができていれば、
もう十分に、プロとして相手の話を聴けています。
もし、
「ちゃんと聴けているか不安」
「共感がこれでいいのか迷っている」
そんな気持ちが少しでもあるなら。
リラクゼーションセラピスト養成講座では、
“聴くこと”や“共感”を、感覚論ではなく、
安心を届けるための技術として学んでいきます。
特別な才能は必要ありません。
必要なのは、「わかろうとする姿勢」だけ。
その一歩を、ここから始めてみませんか。
