セラピストとして、駆け出しだった頃の話です。
私は、最初、エステティシャンとして現場に立ちました。
今では想像しにくいかもしれませんが、当時は、男性のエステティシャンなんて、本当に、本当に少ない時代でした。
「ゲイだ」「ホモだ」
そんな言葉で、平気でバカにされる時代。
男性がエステティックをするなんて、気持ち悪がられるのが当たり前でした。
それでも私は、お客さまが、綺麗に、前向きになっていくお手伝いがしたかった。
誰にも認められていなかった頃
店舗では、ただ挨拶をして、雑用をこなすだけ。
生活費は別の日雇いの仕事で稼ぎ、友人にお願いして、身体を借りて、必死にトリートメントの練習を繰り返す日々。
「いつか、現場に立てるように」ただ、それだけを支えに。
正直、自分がエステティシャンだなんて、胸を張って言える状態ではありませんでした。
初めて「身体を預けてもいい」と言ってくれた人
そんな中で、自分に身体を預けてもいいと言ってくれた、最初のお客さまのことを、私は今でも忘れません。
嬉しかった、というよりも、正直、緊張しかなかった。
「ちゃんとできるだろうか」
「練習してきたことを、ちゃんと提供できるだろうか」
頭の中は、そればかりでした。
上手くできたかどうかは、分からなかった
トリートメント中も、「今のは大丈夫だったかな」「変じゃなかったかな」
そんなことばかり考えていました。
自分では、うまくできた、という実感は、正直ありませんでした。
それでも、お客さまは…
トリートメントが終わると、お客さまは、ただ、喜んでくれました。
そして、当たり前のように、次回の予約を取ってくださって、足取りも軽く、帰っていかれました。
「ありがとう」
「また、次回もお願いしますね」
そう言って。
当たり前のように、扱ってもらえたこと
その姿が、今でも、強く心に残っています。
まるで、私が“ちゃんとしたエステティシャン”であるかのように。
まるで、私が“しっかりとしたセラピスト”であるかのように。
お客さまは、ありがとう、という言葉と気持ちと、お金を払って、
次回予約を取って、当たり前のように、帰っていかれました。
初めて、プロとして認められた瞬間
男性がエステをする人なんて、ほとんどいなかった時代に。
私はその日、初めて、エステティシャンとして認められ、
プロのセラピストとして、「ありがとう」と、お金をいただきました。
それは、資格でも、肩書きでもなく。
目の前の一人のお客さまが、私を“プロとして扱ってくれた”瞬間でした。
振り返ると、あのとき私がしたことは、特別なことではありません。
ただ、練習してきたことを、必死に提供しただけ。
それでも、「役に立てたかもしれない」そう思えた、最初の瞬間でした。
この小さな実感が、私をセラピストとして、一歩、前に進ませてくれたのです。
この記事を読んで、「自分にも、あんな瞬間が来るのだろうか」
もし、そんな気持ちが少しでも浮かんだなら。
それは、もう十分な“入口”に立っている証です。
癒しの仕事に惹かれながらも、
「特別な才能がないと無理なのでは?」
「自分にできるのかな…」
そう感じて、一歩を踏み出せずにいる方は、とても多くいます。
でも、セラピスト向上委員会は知っています。
癒しは、選ばれた人だけの才能ではありません。
それは、人に向き合おうとする姿勢であり、経験を重ねることで育っていく“力”です。
未経験からでも、安心して学べる全10章のカリキュラム
セラピスト向上委員会が提供する《リラクゼーションセラピスト養成講座》は、
未経験からでも、安心して「癒す力」を育てられる設計になっています。
感覚やセンスに頼るのではなく、
- なぜ、それで人はリラックスするのか
- なぜ、その関わりが安心につながるのか
を、理論 → 体験 → 実践の順で、丁寧に学んでいきます。
講座で学べること
- 実技と身体の使い方
無駄を削ぎ落とした、シンプルで効果的なトリートメント技術 - カウンセリングと禁忌の知識
安心・安全を守るための基礎と、現場で役立つ応用 - アフターケアと継続設計
関係性を大切にしながら、無理なく続けていく考え方 - ビジネスの基本構造
価格設計・集客・働き方まで含めた、現実的な土台づくり
全10章+特別講義で、
「学んで終わり」ではなく、
続けていけるセラピストを目指します。
法的知識やトラブル回避についても、きちんと扱います。
あなたらしい癒しを、形にしていくために
セラピストとして自分自身を整えながら、
誰かの人生が、少し前向きになるきっかけをつくる。
そんな働き方を、一人で頑張るのではなく、学びながら育てていきませんか?
「やれるかどうか」ではなく、
「ちゃんと学ぶと決めるかどうか」。
その選択肢が、リラクゼーションセラピスト養成講座です。
